最初のページに戻ります
.このサイトこのサイト .曲目リスト曲目リスト .歌手・山本健二歌手・山本健二 .CDありますCDあります .コラムコラム .画集ギャラリー画集ギャラリー .リンクリンク
dot このサイトについて
dot 過去のお知らせ
dot 更新履歴
dot リンク
dot 聞ける曲全リスト
dot ホームページリサイタル
dot 山本健二プロフィール
dot バリケン日本の歌への道
dot 全CDのご案内
dot 第1集 『故郷』
dot 第2集 『北原白秋をうたう』
dot 第3集 『ソーラン節』
dot 第4集 『サンタ ルチア』
dot 第5集 『白い花の咲くころ』
dot 第6集 『落葉松』
dot 第7集 『月の砂漠』
dot 第8集 『荒城の月』
dot 第9集 『ねむの木の子守歌』
dot 第10集 『赤とんぼ』
dot 第11集 『邪宗門・帰去来』
dot 第12集 『奥の細道』
dot 第13集 『奥の細道名句二十一句』
dot 第14集 『ラ・ノヴィア』
dot 第15集 『夕焼小焼』
dot 第16集 『西行歌遍路』
dot 第17集 『仰げば尊し』
dot 第18集 『金子みすゞをうたう』
dot 第19集 『さくら』
dot 第20集 『しゃぼん玉』
dot 第21集 『からたちの花』
dot 第22集 『落葉松U』
dot 「城ヶ島の雨」のこと
dot 「荒城の月」と司馬遼太郎先生
dot 歌曲集『邪宗門』と江口保之先生
dot 歌曲集『奥の細道』について
dot 歌曲集『西行歌遍路』について
dot 日本歌曲に思う
dot 言葉の情感を歌う
dot 唱歌「広瀬中佐」と「荒城の月」に明治人の心を偲ぶ
dot 「月光とピエロ」
dot 藤井千秋ギャラリー
コラム見出し

言葉の情感を歌う

人の声は言葉がつけられる唯一の楽器です。今日、私たちが何気なく使っている言葉の一つ一つには長い歴史があり、日本人の心に伝えられてきた思いがこめられています。

日本の言葉は日本の庭園や仏像、山水画などの文化と同じように、この国の風土に包まれ育てられたものです。

春は霞、夏ほととぎす、秋の月,冬の真白き雪の朝,日本の四季は彩りと風情があやなすように訪れます。季節にはかすかな予感といとおしむような名残が漂い,それらが余情や余白を好む日本人の心と言葉になったのでしょう。

論理的で自己主張の強い外国語に比べ,日本の言葉が直截的な表現を避け遠回しに意思を伝えようとするのは,そこはかとなく移り行く日本の季節の感覚によるものと思われます。

日本のうたの歌唱は日本の風土にふさわしい姿でありたいものです。言葉の情感に思いをこめて心の琴線にふれる歌唱ができればと願っています。

山本健二